代表的なADL評価法
自立していれば100点、すべて介助してもらっていれば0点という採点法。
食事、整容など10項目に5点から15点の配点がされている。
BI:100点は、病棟内自立であり、一人で社会生活を営めることを意味しない。
※100点だからといって、独居可能というわけではない。
【長所】
・Barthel indexは採点者を選ばず、評価の際に誰がやっても、似たような点になる。
・採点する時間が短くて済む。
・多くの施設で採用されている為、入院するとき40点以上あればだいたい家に帰れる、など
予後を予測したり、転院時に申し送りとしても点数を利用できる。
【短所】
採点が5点刻みである為、症状の改善が捉えにくい。
【評価項目(10項目)】
①食事
②車椅子からベッドへの移乗
③整容
④トイレ動作
⑤入浴
⑥歩行
⑦階段昇降
⑧着替え
⑨排便コントロール
⑩排尿コントロール
【評価】
60点以上:介助が少ない
40点以下:かなりの介助を要する。
20点以下:全介助
<Barthel indexを評価する際に用いると便利なサイトです。>
Barthal Index評価シート
http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/user/medicine/geriatrics/pdf/btl.pdf
Barthel index評価シート+意欲の指標(Vitality index)+MMSEのセット