糖尿病教育入院(問診)

糖尿病は、生活習慣(食生活、運動生活など)がとても重要であり、
治療と同時にそれらを改善していく必要がある。

糖尿病入院は、入院前の患者さんの生活状況を知り、問題点をしっかりと把握し、改善し、退院後も維持できるように『治療』することが重要である。

だから糖尿病教育入院の患者さんに対しては、積極的に問診を取るようにする。
以下の問診は必ず行うようにしたい。

また、解釈モデルを行うことで、患者さんの理解や認識を知ることができるので、
解釈モデルはぜひ聞いておきたい。

【問診】

①罹患癧(現病歴)

②治療歴(教育入院を含めて)

③酒・タバコ、生活歴(職業など含めて)

④家族歴

⑤既往歴

⑥アレルギー

⑦患者さん本人の解釈モデル

<解釈モデルの書き方・参考例>

 患者さんとのお話の中で、患者さんがどう思っているのか、具体的に聴いていく。

【糖尿病について】

 最近、血糖値もずいぶん上がってきているので、治さないといけないとは思っているんだけど・・・・。怖い病気だと思っています。でも今は別に症状がないからねぇ・・。


【現在の体重増加について】

 体重の記録は半年前から毎日記録しているんだけど、好き放題に、いっぱい食べているからなあ・・。自分ではちょっとずつ減らしていこうと思っているんだけど。最近、禁煙したからそのストレスもあってその影響もあるかも。

【インスリン治療について】
(インスリン注射は)朝夕2回はだいたい打てているけどたまに忘れてしまう。
 1日3回になると辛い。昼に職場で打つのはちょっと難しいと思うし・・・。

【食事について】
 外食(焼き肉・レストラン)は仕事が終わるとよく仲間と行っています。

【間食について】
 甘いものが大好き。菓子パンもよく食べます。やめた方が良いとはわかっているんだけど・・・。入院中は我慢できるけど、家に帰ったらまた食べてしまうかも・・。

【運動について】
 仕事は農業で、身体はよく動かしています。最近、仕事がとても忙しくて規則正しい食事が出来ません。

【今回の入院について】
 入院すると体重も血糖値も減るんだけどね・・・。退院したらすぐ戻ってしまう気がします。

※これらの情報をもとに、治療方針や生活状況の改善計画を立てます。
 退院しても継続できるようなプランを立てるには、必ず必要な情報なので、
 しっかり聞いていくようにしましょう。

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